2019年7月発表会
楽屋
本番に向けて、メークやヘア、衣装を準備します。みんなでいただいた差し入れを食べたり、おしゃべりしながら和気あいあいと。普段と違うメークや衣装を着けて準備していくと、段々とテンションが上がります☆
場当たり、リハーサル
場当たりで、自分の立ち位置を確認した後、本番同様に舞台で踊ります。この間、照明等の調整も行われます。
本番
今回は、本番1週間前に色々な変更をせざるを得ない状況だった中、みんな本当によく頑張りました!!日頃の雰囲気の良さ、チームワークの良さがよく出ていました。Oleeeee, flamencas!
練習時に、私達に一生懸命フラメンコを伝えよう、教えようとしてくれるマエストロ達は、「足が早く打てるとか、身体の使い方がいい、というのは‘テクニカ(技術)’であって、‘フラメンコ’ではない。振付は‘振付’であって、‘フラメンコ’ではない。‘フラメンコ’を学ばなくてはいけないよ」という言葉をかけてくれました。そして、とある有名なバイラオールは「フラメンコはコミュニケーションなんだよ」と。
フラメンコの本質的な部分に触れ、そしてそれが一瞬でも体現出来たときは本当に、最高に気持ちが良くて、幸せな気分になります!が、それを掴んでいくのはなかなか難しい…!
そんな中、発表会前に、とある生徒にマヌエルとエミリオは、ものすごいアルテで、みんなにものすごく沢山の愛情を注いで歌って、弾いてくれるんだよという話しをしたら、「私も彼らに応えられるように頑張ります^ ^」という言葉が!ただ習ったことをするだけでなく、こういう気持ちを持ってくれたことが、とても嬉しく、そしてその気持ちがマヌエルとエミリオにも届いて、熱く、温かいものが生まれたと思います。
関わって下さった全て方々に感謝です。
また今年も、フラメンコの素晴らしい魅力に少しでも、もっともっと触れていけるように、頑張っていきたいと思います。
フィナーレ
全員でセビジャーナスを踊って、タンゴを歌いながら退場♪
一人一人の人間性が出るフラメンコ。みんな少しずつ、確実に上達しています。カンテ、ギターをよく聞いて、時には振付通りでなく、カンテ、ギターに呼応して踊っていた、素晴らしいみんなにOleeeee!!
ヘレスの名カンタオールのマヌエルとグラナダの名ギタリストであるエミリオ。練習の時から、大きな愛情で私達に色々なことを教え、与えてくれます。彼らとの時間はとても貴重で、そしてとても楽しいです。
下手からの撮影、及び一人一人の写真は佐藤尚久氏に撮影頂きました。